相続時精算課税の適用手続

Q.私は今年10月に父から土地の贈与を受け、相続時精算課税を選択しようと思っていますが、手続はどのようにすればよいのでしょうか。

A.相続時精算課税の適用を受けるためには、贈与を受けた年の翌年の2月1日から3月15日までの期間内に、「相続時精算課税選択届出書」と必要書類を、贈与税の申告書に添えて、贈与者の住所地を管轄する税務署へ提出する必要があります。この「相続時精算課税選択届出書」には、受贈者の氏名、生年月日、受贈者が直系尊属の推定相続人または孫であることを証明できる戸籍の謄本や抄本などの書類を付け加えなければなりません。これらの書類は、贈与を受けた日以降に作成されたものに限られます。この届出書を期限内に提出しないと、相続時精算課税の適用を受けられないので注意が必要です。

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