Q.地震保険に入ったのですが、所得控除の対象について教えてください。
A.地震保険料控除は、地震災害への備えとしての自助努力を支援するための制度です。地震や噴火、津波などによるダメージを補償する保険契約や共済に支払った保険料に対して、払い込んだ金額(上限は5万円)をその年の総所得から引くことができます。この控除を受けることができるのは、主に自宅や家族が住む家、並びに生活に必要な動産をカバーする保険契約が対象です。共済契約も含まれ、農業協同組合や漁業協同組合、さらには財務大臣が指定した消費生活協同組合などが提供する保険も対象となります。また平成19年からは、以前の損害保険料控除は廃止されたものの、一定条件を満たす長期損害保険契約については、最高15,000円が控除可能な経過措置が設けられています。控除額はその年に支払った保険料の金額に応じて計算されます。