Q. 私は駅前商店街でタバコ小売商をしており、4人家族で暮らしていますが、母は寝たきりで、私が世話をしています。最近、駅前商店街の再開発計画が具体化し、新しいビルの1階に店舗、4階に住居をもらえることになりましたが、店と家事をこなしながらの生活が難しくなり困っています。再開発を受けずに金銭補償を受けたいのですが、税金の面でどのような扱いになりますか。
A. お母様のご状態等の事情から、再開発ビルでの生活やビジネスが難しいと認められる場合、再開発ビルへの入居を希望せず金銭補償を選択することが可能です。その金銭補償に対して、特定の手続きを踏んだ上で、税金に関する特別な扱いを適用できます。具体的には、家族の事情などがある場合やその他特定の条件を満たす場合に、事業実施者の承認を得て課税の特例を受けることができます。