補修用部品在庫調整勘定について (2)

Q.補修用部品在庫調整勘定は、同一の製品に係る補修用の部品が2種類以上ある場合、個々の部品の種類ごとに計算しなければなりませんか?製造を中止した製品の種類ごとに計算した場合、特定の算式で計算される金額がマイナスになるものがあるときは、プラスになるものと通算する必要がありますか?保有期間が経過した後は、どのように処理しますか?

A.補修用部品の保有期間や保有開始年度は、製造を中止した製品ごとに異なります。補修用部品が複数ある場合でも、製品ごとに計算する必要があり、同一の製品に関連する部品の合計価額をもとに計算します。製造中止した製品ごとに計算し、その結果がマイナスになっても他と通算する必要はありません。保有期間が経過した後は、通常その部品は廃棄されます。保有期間が過ぎた後も部品を保有している場合、補修用部品在庫調整勘定は特例として設定されているため、その部品の価値に関して直接評価損として処理するべきです。

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