ゴルフ会員権の評価

Q.父が亡くなり、相続することになった5か所のゴルフクラブの会員権は、相続税の申告に当たりどのように評価すればよいですか?

A.ゴルフ会員権は、その種類やゴルフクラブの規約に応じて異なる評価方法を用います。大まかに分けて、取引相場のある会員権と取引相場のない会員権があります。取引相場のある会員権は、課税時点での通常の取引価格の70%と預託金等の合計額で評価します。一方、取引相場のない会員権は、株主でないと会員になれない場合は関連株式の評価額、株式と預託金の両方が条件の会員権は株式の価額と預託金等の合計額で評価します。なお、ただプレイすることのみを目的とする返還可能な預託金がない会員権は評価されません。詳細な計算方法については、国税庁のウェブサイトで基準年利率や複利現価率を確認し、それに応じて計算します。

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