Q.所得税法でいう所得とは、どのようなものですか。
A.所得税法上の所得は、個人が得るあらゆる経済的利益を指します。例として、仕事で得た給料、ビジネスからの利益、投資からの配当や利子、または財産の貸し付けや売却から得た利益などがあります。これは、その利益が合法かどうかに関わらず含まれます。所得には、収入が増えるものだけでなく、借金が減ることによって得られるものも含まれます。所得税法では、このような所得をさまざまな形で区分し、税の対象かどうかを判断します。税の対象となる所得は、内容に応じて10のカテゴリーに分けられ、それぞれのカテゴリーに基づいて所得金額が計算されます。