Q.通算課税売上割合を求める具体的な計算方法は何ですか?
A.通算課税売上割合は、過去一定期間内(通算課税期間と呼びます)で国内で行われた資産の譲渡などから得た対価の合計から、その期間内で資産の譲渡などに関連する返還された金額の合計を除いた金額(税抜きで計算)に対して、同期間内で行われた課税対象資産の譲渡などから得た対価の合計から、その期間内で課税対象資産の譲渡などに関連する返還された金額の合計を除いた金額(税抜きで計算)を割り当てて求めます。計算の際、支払手段等の譲渡は除外し、有価証券等の譲渡はその対価の5%相当額を含めて計算する点は、通常の課税売上割合の計算と同様です。
参考:法33①②、令48②~⑥、53③④、基通12-3-1