通常の地代の年額

Q.「相当の地代通達」の算式で使われる「通常の地代の年額」をどのように求めるのですか?

A.「通常の地代の年額」は、その地域で通常に支払われる地代を基準にして求めます。具体的にはその地域で一般的な賃貸借契約に基づく、普通に支払われている地代の年額を指します。この額を出すには、まずその地域で普通に支払われている地代の月額を調べ、それに基づいて土地の通常の地代の年額を計算します。しかし、もし月額が明らかでない場合は、過去3年間のその土地の自用地としての価値(「貸宅地の評価」で定められた自用地)からその地域で一般的な借地権の価値(「借地権の評価」での定義)を差し引いた金額の平均に6%を掛けて計算した額を「通常の地代の年額」として用いることができます。

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