評価の単位 (4)(自 用地 と自用地以外の宅地が連接 している場合)

Q.自用地と自用地以外の宅地が連結している場合は、どのように評価すべきですか?

A.自用地と自用地以外の宅地が連結している場合、利用目的が異なるため、それぞれ個別の宅地として評価します。自用地(A)については、通路部分がはっきり分かれている場合、この通路部分を含め不整形地として評価します。しかし、通路部分が明確でない場合には、必要最小限の幅の通路があると見なし、その土地を不整形地として評価します。ただし、このとき通路部分の面積は自用地(A)の評価には含めず、無道路地としての補正も行いません。一方、自用地以外の宅地(B)に関しては、全体を一つの単位として評価し、その後、建物の自用部分と貸し出し部分の床面積比に基づき按分します。自用部分と貸し出し部分(貸家建付地として評価)の価格をそれぞれ出し、合計金額を評価額とします。

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