Q.総収入金額報告書は、どのような者が提出しなければなりませんか。また、その報告書にはどのような事項を記載するのですか。
A.総収入金額報告書は、一定の収入を得た人が提出する必要があります。具体的には、その年に不動産所得、事業所得、または山林所得があった人がこれに該当します。これには青色申告者も含まれ、その年の総収入金額の合計が3,000万円を超える場合に提出が必要とされています。ただし、その年分の確定申告書を提出している場合は除きます。提出期限は、その年の翌年3月15日です。
報告書に記載すべき内容は、提出者の住所、氏名、個人番号とともに、以下の事項が求められています:
1. 不動産所得、事業所得、または山林所得について、その年中の総収入金額の合計額及びそれぞれの所得ごとの内訳。
2. 不動産所得、事業所得、または山林所得の基となる資産や事業の所在地、またはそれらの所得発生場所。
3. 参考となるその他の事項。
提出期限を過ぎてしまっても、提出が必要となりますので注意が必要です。