Q.割引発行の公社債は、どのように評価すればよいのでしょうか。
A.割引発行の公社債は、取り扱いが異なりますが、一般的に次のように評価されます。
– 金融商品取引所に上場されている割引発行の公社債の場合、金融商品取引所が公表する課税時期の最終価格に基づいて評価します。
– 課税時期に割引発行の公社債から得られる差益(つまり、券面価額と発行価額の差)に関して源泉徴収されるべき所得税がある場合、上記の方法で評価した後、その税額に相当する金額を差し引いて計算します。
割引発行の公社債とは、本質的には元本(券面額)よりも低価格で発行される債券のことで、その差額が実質的な利息として機能します。