修正申告 と更正の請求の相違

Q.確定申告書を提出した後に、税額等に変更が生じた場合には、修正申告又は更正の請求の取扱いがあると聞きましたが、その相違点について説明してください。

A.確定申告後、税額に変更が生じた時、修正申告と更正の請求という2つの対応方法があります。修正申告は、納税者が自身の税額が少ないか、又は還付金額が多いと判断した際にする申告で、税務署への報告により税額を増額修正します。一方、更正の請求は、納税額が多いか、又は還付額が少ないと納税者が判断した場合に税務署長へ請求する方法で、申告額の減額を目指します。これらの違いは、修正申告が税額の増額を目的とするのに対し、更正の請求は税額の減額を求める点です。更正の請求時には、該当する事実の証明書類を提出することが必要です。

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