Q.会社規模の判定を行う場合、会社の「従業員数」はどのように計算するのですか。
A.会社規模の判定における従業員数の計算は、課税時期の直前の期末を起点として一年間勤めた従業員(週30時間以上の勤務で、継続勤務従業員と呼ばれます)を基本数とします。この数字に、継続勤務従業員以外の従業員がその年間に働いた総労働時間を1,800時間(1人当たりの平均労働時間として設定されています)で割った結果を加えたものが、従業員数の計算結果となります。ここで、従業員とは、勤務時間や常時使用、臨時使用を問わず、評価対象の会社と雇用契約を結び給与を受け取る個人のことを指します。ただし、社長や理事長など特定の役員は従業員数には含まれません。この計算では、課税時期の直前の一年間における勤務状況をもとにして、従業員数を判定します。