下取りがある場合の課税標準

Q. 自動車の販売時に顧客の中古自動車を下取りした場合、下取り価額を販売代金から差し引いた金額を売上値引きとして扱っても良いですか?

A. 自動車販売時の中古自動車の下取りは、「自動車の販売」と「中古自動車の仕入れ」の二つの取引として扱われます。そのため、自動車を販売した際の課税資産の対価の計算においては、下取り価額を控除する前の金額を基に消費税が課されます。また、下取りした中古自動車は、その事業者の課税仕入れとみなされ、仕入税額控除を適用できます。

参考:基通10-1-17

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