取引相場のない株式の評価方式の判定

Q.取引相場のない株式の評価方式はどのように区分されていますか?

A.取引相場のない株式の評価には、原則的評価方式と配当還元方式の2種類が存在します。原則的評価方式は会社の規模に応じて使われる方法です。これには、類似業種比準方式、純資産価額方式、そしてこれらの併用方式が含まれます。一方、配当還元方式は、議決権の割合が少なく会社経営に大きく関与していない株主に対して適用されます。この方式に該当する株主には、同族株主以外の者や、議決権割合が非常に少ない株主などがあります。株主の種類やその権利割合によって評価方法が異なるため、各状況に応じて適切な評価方式を選択する必要があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です